2017年06月27日

枯れる日が来るまで

そこはかとなく甘い香りに
さそわれて
よどんだ空気のその下に
目を遣ると
葉陰に隠れた真っ白な花

目立たない場所に咲く花も
出来る限りの美しさで咲く

誰に観られなくても
褒められなくても
力の限り生き続け
そして枯れていく

自然の摂理が訪れ
枯れる日が来るまで
懸命に咲き続けていくこと
それが
生きること
生かされていること


くちなし.JPG
posted by fusabon at 10:55| Comment(0) | TrackBack(0) | くらし | 更新情報をチェックする

2017年06月26日

生かされている・・嬉しいな

偶然が私を救ってくれた
あの日からまる二年。

静かに流れていく
時間のなか、なんとなく
ぼんやりまどろんでいた
あの日の夜。

「消灯ですからぼちぼち
寝ましょうか?」と、やさしく
声掛けをしながら、
毛布の裾の乱れを直そうと
された看護師さん。
もし、看護師さんの
気遣いがなかったならば
私はふたたび戻ることは
なかっただろうなあ。

ベッドが真っ赤に染まって
いたのだろうか。
「大変っ!」と
言われたのだろう
よく憶えていないが、
病室を駆け出るような
慌ただしい足音を感じた。

先ほどまでの病室の
静けさがざわついてきた
ような気配を感じた。

輸血を準備してと指示する
ような声が聞こえた。

主治医が私の手を握って
「〇〇さん~~聞こえるなら、
私の手を握り返して」
と言われ、なんどか握り返した
おぼえがある。

「血圧が60です50です」と
女性の声がかすかに聞こえて
きたようなおぼえもある。

意識が薄れていったが
懸命の処置で
消えかけた命がふたたび
野火のように燃えてきた。

突然やってくる
意識のない世界を知った。

いまも治療は続くが
多くの方に感謝の日々を重ね、
生かされている「いま」を
心にステップを踏んで
いきたい。


生きたいと渇望し
生きる力を振り絞っても
叶わぬ人もいる。
明日を迎えたくとも
迎えられずに・・・

苦しんだこと辛かったこと
は限りなくあるが、
病気をうらやんだことは
ない。

病気に教えられたことが多い。
運命を穏やかに受け容れる
覚悟を芽生えさせてくれた
病気に感謝する。
不思議だね。
posted by fusabon at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康 | 更新情報をチェックする

2017年06月25日

ねむの花

やさしい雨音
しっとり濡れた道
軒先にきらっと光る滴

きょうもいい日だ
穏やかにしとやかに
時がながれ
やわらかにいく層にも
重なっていく空気

もし・・・
父と母と言葉が交わせるのなら
聞いてみたいことがある

ほんわかねむの花

ねむの木.JPG
posted by fusabon at 14:39| Comment(0) | TrackBack(0) | | 更新情報をチェックする